黒木祥友さん水野陽介さんらによる研究成果
丹羽研究室の水野陽介さん(博士後期課程3年)と黒木祥友さん(博士後期課程:当時)らによる研究により、モデル動物キイロショウジョウバエの腸管幹細胞での「特異的」遺伝子発現操作ツールとして関連研究分野で世界的に広く用いられてきた手法論が、実は昆虫の発生と生理に顕著な影響を与える幼若ホルモンの産生器官(アラタ体)での遺伝子発現にも影響を与えていることを報告しました。本成果は、従来の研究でこのツールを用いることの問題点を提示し、関連研究分野に対して警鐘を鳴らした意義があります。本研究の成果は Scientific Reportsに掲載されました。